最新版(4/12)!現役東工大生が詳しく教える 東工大入試について 東工大生ブログ#10
こんにちは!親子丼です。
今年からセンター試験から共通テストに変わり、不安が大きい人もたくさんいると思います。
その移行に対して大学入試は日々変わっていきます。常に最新情報を確認する必要があります。知らないうちに配点や入試選抜方式が変わってしまうと一年間を無駄にする可能性すらあります。
そこで今回は僕が、東工大入試についての変更点や最新情報をお伝えします。
※この情報は4/12現在のものです。伝え間違いなどがあるかもしれませんので、必ず大学HP最新情報を確認してください。当ブログは一切の責任を負いません。
東工大入試について詳しくお話していきます。
目次
東工大入試の変更点について ①
まずは入試自体についてお話します。すでに知っている方は読み飛ばしていただいて結構です。なお情報が変わることもあるので必ず大学ホームページを参考にして下さい。
知らない人のために説明すると、2020年入試までは、センターが600点行けば二次試験の受験資格が得られ、二次試験の配点100%で合否を決めるという方式でした。
しかし今年度からは大きく変わりそうです。
重要なお知らせ | 入学基本情報 | 入学案内 | 東京工業大学 高校生・受験生向けサイト
上のサイトの
令和3年度(2021年度)東京工業大学入学者選抜について(予告)(第3報)というところを開くと
2019.12.20時点の入試情報が掲載されています。
それによると、
全学院で倍率が4倍を超えたとき、共通テストの成績により第一段階選抜を行うことがあります。 (一部略)
とのことです。昨年なんかは情報理工が9.8倍と国公立大前期にしては異様な倍率をしていましたから、賢明な判断だと思います。
しかし、これで「東工大生はセンターいらない」というのはもう過去のものになりました。今は共通テストですが...
つまり東大と同じように共通テストも少なからず勉強しなくてはならないわけです。
二次試験と共通テストの配点比率は分からいませんが、仮に共通テストを足切りだけに使い、二次試験の点数のみを合否判定に使うとしても、かなり大きな問題になります。
いままでなら、「センター620点であぶね~ギリギリだ」とか言ってる人もいたわけですが、今年から4倍までに絞るのであれば、具体的な基準が出せず足切り発表の日までドキドキして過ごすことになります。嫌ですよね??
情報理工志望の人が特に問題です、今年も約9倍ほどあったのでその半分になるということです。一方他の学院の方は今までが高めの工学院理学院で4~5倍ほどなのでそれほど心配しなくてもいいかもしれません。
共通テストも配点はセンター試験と同じです。文系科目を参考にしたい方はこちらの記事に詳しく書いてあります。
東工大入試の変更点について ②
これは大したことではないのですが、今まであったAO入試、推薦入試が名称を変更します。基本的には名前が変わっただけですが、ややこしく感じるかもしれません。
今まで AO入試 理学院以外の学院
推薦 理学院のみ
↓
今年から 総合型選抜 理学院以外の学院
学校型推薦選抜 理学院のみ
選抜方法は変わらないと思います。
東工大入試二次試験について
ここからは変わっていないことお伝えしていきます。
二次試験は二日間で行われます。他の多くの大学が一日で終わる中二日あると気持ちを持ち続けるはかなり難しいです。
スケジュールは、
一日目 数学 3時間 英語 1.5時間
二日目 物理 2時間 化学 2時間 となります。
見たらわかりますが、数学、理科の時間がバカ長いです。 よくある理系大学では理科二つで2時間とかが良くありますが、東工大では二時間ずつです。😎😅
さらに数学も三時間で、おそらく日本で一番長いのではないでしょうか。🙄
その分集中力を保つことが重要です。時間配分を考えないと思ったより終わらないという事態になります。
科目
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数学
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物理
|
化学
|
英語
|
合計
|
---|---|---|---|---|---|
配点
|
300
|
150
|
150
|
150
|
750
|
二次試験の配点はうえの通りです。
終わりに
いかがでしたか?今回は東工大入試についてお伝えしました。
次の記事からは教科別の東工大の戦略などを紹介したいと思います。